1LDK・10年以上居住の退去費用相場

国交省ガイドラインに基づく適正額の目安

1LDK10年以上居住の退去費用目安

適正額の目安

26,000

新築時の基準額から60%減(経年劣化による残存価値)

なぜ10年以上居住でこの金額になるのか

国交省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、クロスや床材などの内装には「耐用年数」が定められています。1LDK(約38㎡)の場合、新築時の基準額は約65,000円ですが、10年以上居住すると耐用年数(クロス6年)を超えるため、残存価値はほぼ0円となり、借主負担は大幅に減額されます。

耐用年数の例
  • ・クロス(壁紙): 6年
  • ・カーペット: 6年
  • ・クッションフロア: 6年
  • ・畳表: 5年
  • ・流し台: 5年

請求が高額なときのチェックポイント

  • クロスの全面張替えを請求されていないか(該当箇所のみが原則)
  • 家具の設置跡を「破損」扱いされていないか(通常損耗)
  • 鍵交換費用が含まれていないか(原則貸主負担)
  • 耐用年数を超えた項目に残存価値計算がされているか

1LDK・10年以上に関するよくある質問

Q1LDKに10年以上住んだ場合の退去費用の目安は?

約26,000円が目安です。これは新築時の基準額65,000円から経年劣化による残存価値を差し引いた金額です。実際の請求額は物件状況や汚損の程度により異なります。

Qなぜ10年以上居住でこの金額になるのですか?

国交省ガイドラインで定められたクロス等の耐用年数は6年です。10年以上居住すると耐用年数を超えるため、残存価値はほぼ0円となり、借主負担が大幅に減額されます。

Qクロスの全面張替えを請求されたらどうすればいい?

原則として、クロスは汚損した該当箇所のみの張替えが原則です。全面張替えを請求された場合は、ガイドラインに基づき「該当面のみ」で交渉できます。また、耐用年数6年を超えていれば、残存価値はほぼ0円として減額を求められます。

Q鍵交換費用は借主が払う必要がありますか?

国交省ガイドラインでは、鍵交換費用は原則として貸主負担とされています。特約で借主負担とされている場合でも、消費者契約法10条により無効とされる可能性があります。

Qハウスクリーニング代はどう判断しますか?

通常使用後の清掃は原則として貸主負担ですが、契約書に特約があれば借主負担になる場合があります。ただし、特約金額が相場より著しく高い場合は、消費者契約法10条により無効を主張できる可能性があります。

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